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担当医紹介|肛門の病気について|「痔」の症状と経過|痛くない痔核の手術
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痔とは?
『痔』とは肛門の多彩な病気の総称です。痔核、裂肛、痔瘻(肛門周囲膿瘍)が代表的ですが、肛門ポリープ、肛門皮垂、脱肛、そして直腸脱をも『痔』と表現する患者さんが少なくありません。一方、医師の多くは「痔を病んだ」と聞くと『痔核』を指していると理解致します。
肛門の病気でお悩みの方は、自分がどれに該当するのかチェックして医師に症状を話されるとよいでしょう。また、お知り合いの方が『痔』の治療を受けた感想を述べられた時、果たして自分の『痔』と本当に同じ病気なのか確認する必要があります。さもないと、とんでもない誤解で、「痔の手術は痛いのではないか」とか「痔の手術をすると肛門の締まりが悪くなるのではないか」といった悩みが生じることがあります。
肛門の構造
肛門の奥は肛門管と呼ばれる締まりを保つための構造になっています。外肛門括約筋は自分で締められる筋肉で、内肛門括約筋は反射によって締まったり緩んだりする筋肉です。
肛門管の下半分の粘膜は肛門上皮と呼ばれ、知覚があります。その奥は直腸粘膜と同様で、知覚はありません。肛門上皮は痛さや熱さを感じますが、直腸粘膜は感じないのです。これらの境界は櫛状で歯状線と呼ばれ、その窪みを肛門陰窩といい、中には肛門腺という粘液腺があります。肛門管粘膜の下には静脈が寄り集まっており、上半は内痔静脈叢、下半は外痔静脈叢と呼ばれます。
これらの複雑な構造によって肛門の機能や感覚がコントロールされていますが、このことが肛門の病気のバラエティに関与しているのです。 |
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